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突撃レポート2:第一交通産業株式会社グループ様

第一交通産業株式会社グループ様社内風景

突撃レポートおじゃましまーす!

「福岡県子育て女性就職支援センター」を利用して再就職された方や、採用企業の人事担当者の声をご紹介します。

佐々木さんと照本さんと石井さん

今回は、センターを利用して「第一交通産業株式会社」に就職された佐々木さん、照本さん、石井さんにお話を伺いました。

佐々木さん(左)30代/職種:企画営業補助及び訪問作業
照本さん(中央)30代/職種:一般事務
石井さん(右)30代/職種:ドライバー

Q.どのようなステップで就職されたのですか?

佐々木さん

私は「再就職するなら今やらないと40代になったら仕事がない」と思い、事務経験より営業経験があったので営業職を中心に探しました。センターでは、マンツーマンで仕事のマッチングまでやっていただけたので、心強かったです。

照本さん

はじめは北九州市のマザーズハローワークに行き仕事を探していたのですが、再就職に少し不安を持っていた時「子育て女性就職支援センター」では面接同行していただけることを知り、センターに登録して就職活動をしました。

石井さん

マザーズハローワーク、ママサポート、子育て女性就職支援センターで就職活動をしました。私は、接客しか経験がなかったのですが、子どもが病気の時に休むことができ、平日・正社員で募集があった第一交通のドライバーという仕事の説明会に参加したことがきっかけで、今があります。

3人会話風景

Q.今はどんなお仕事をされていますか?

佐々木さん

第一交通が取り組んでいる「ママサポートタクシー」に登録している妊婦さんを訪問し、ご要望をお聞きしたり、サービス内容を説明する仕事をしています。勤務時間は8時半から17時半まで。外出して、たくさんの方とお会いできる仕事です。

照本さん

私は9時から16時の勤務で、全国の従業員のマイナンバー管理業務を行っています。これまで販売の経験しかなかったのですが、パソコンが得意でしたので、妊娠中に職業訓練を受講しパソコン技術を磨きました。それは、データを扱う今の職場に活かされています。

石井さん

8時半から17時半の勤務で、配車の準備、安全点検、走行、次の人に配車を渡す、事務整理というのが一日の大きな流れです。タクシーの運転に必要な2種免許は、こちらに入社後、会社から支援をしていただいたこともあり無事に取得できました。

佐々木さんのお仕事風景

Q.入社して1ヶ月経ちましたが、何か変化がありましたか?両立できていますか?

佐々木さん

スムーズに効率的に進めたいという気持ちが強く、雑誌などを見て他の人の両立術を書き出していました。家庭や仕事など、頭の中では考えることがたくさんありますが思うようにいかず、振り回されていた時「考えることをやめよう。細かいことは気にしない」と決めたので、少し気が楽になりました。

照本さん

前職は、妊娠後にやむなく退職したので、再就職には不安を持っていました。こちらでは子どもが病気の時は休むことができるので、とてもありがたく仕事ができています。働く目的が少しずつですが見出せています。仕事と子育ての両立ができるように、先輩ママの話を聞いています。

石井さん

一番の変化はこども達です。8時半出勤なので子どもより早くに家を出ます。子どもたちは、これまでは起こさないと起きないような習慣でしたが、学校へ行くのも早くなり、自分から進んで家事の手伝いもするようになりました。今まで甘やかしていたのだなと反省。子ども離れのきっかけにもなりました。

照本さんのお仕事風景

Q.仕事の目標や、これから就職したいと思っている子育て中の女性の方へメッセージをお願いします。

佐々木さん

「雇っていただいた」ので、辞めない、体調を壊さないなど、持久力をつけママサポートタクシーが広がることに貢献したい、恩返しがしたいと考えています。やりたいことが求人の枠にはまらない時は、周りの人にやりたいことを発信していくと良いと思います。人を頼ることも大事ですね。

照本さん

今の仕事をきちんとこなせるようになりたいと思います。子どもが成長して少し落ち着いたら正社員へ転換したい。同じ子育て中の女性がいる職場では、子育てのことも教えてもらえます。私の実母は働いていましたので、社会のことをたくさん教えてもらいました。そんなメリットもありますね。

石井さん

女性の安全運転はタクシードライバーにむいていたり、女性ドライバーの方が安心という方も増えていたりします。まずは地理を把握し、お客様に気持ちよく乗ってもらう運転の仕方を心がけたいですね。今は、理解ある会社が増えているから、経験の有無にこだわらずチャレンジしたらいいと思います。

石井さんのお仕事風景

採用に関わった人事担当者へ突撃レポートおじゃましまーす!

実際に採用に関わった人事担当者の方にお話しを聞きました。

加來さんと福永さんと今吉さん

交通事業部 業務推進勤労課 加來さん(左)
交通事業部 業務課課長 福永さん(中央)
交通事業部 営業推進課 今吉さん(右)

Q.貴社の働く環境づくりについて教えてください。

弊社は10年以上前に事業所内託児施設を設置しました。今10人のお子さまを預かっています。昨今では女性ドライバーのニーズが高まっており、運転という職種も女性が活躍できる仕事になっています。さらに、女性の細かい気配り等の力を発揮できる多様な職種も増えています。 そこで、女性に活躍してもらうためにどうするかを考えました。これまでは男性が多い職場でしたが、子育て中の女性が背負っているハンディを会社全体で理解し、働くルールの整備や短時間勤務の時間帯を設置するなど、働きやすい環境づくりへの転換、ソフト面の充実を図っています。

Q.採用の時に重視している点はどんなことですか?

どの会社もそうだと思いますが、人手不足の中でも、企業は多様なサービスを提供していかねばなりません。今回募集したママサポートタクシー登録者宅を訪問するという仕事は、どうしても子育て中の女性にしてほしいと思っていました。 弊社は地域に根差して事業を行っているからこそ、企業側も男性優位の考え方から女性が活躍できるための職場づくりになるよう発想の転換を行い、欲しい人材としては、社会人基礎力プラス、女性ならではの工夫を発揮して頂けるかどうかを重視しています。

Q.子育て女性就職支援センターのご利用はいかがでしたか?

人材採用には、何十万も何百万も費用がかかるというのが現状です。そんな中、無料で、求職者と事業者のマッチングをしていただける「子育て女性就職支援センター」を利用することは企業側にとってメリットが大きいと思います。女性採用に消極的だった弊社としては雇用のポイントや説明会のやり方、合同会社説明会のブースの作り方などを細かくサポートしていただき、とても助かりました。求職者は給料だけでなく、働き方や働ける環境を重視していることも、今回発見できました。

第一交通産業株式会社の会社概要

会社名:第一交通産業株式会社

第一交通産業株式会社は、昭和35年にタクシー事業をスタート。全国34都道府県、9,500台にてタクシー・バス事業を展開し、タクシー保有台数は国内No.1。社員数15,000名を抱える上場企業。タクシー事業以外にも路線バス・不動産・ビル事業を展開。

住 所:北九州市小倉北区馬借2-6-8

電 話:093-511-8830

設 立:1960年(昭和35年)

事業内容:陸運業

正社員:15,000名

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